
ロボット×AIの波に乗りたい。でも個別株は難しそう
そんなときに便利なのが、米国のロボットETFです。
最近は生成AIの次の流れとしてフィジカルAI(AIが現実世界で動くための技術)が注目され、工場・物流・医療・サービスなど、ロボットの活躍場所が広がっています。
テーマが広いぶん、個別株で当たりを引くより、まずETFでロボット市場の波に乗るほうが良いと感じる人も多いはずです。
この記事では、 robot(BOTZ) を中心に、ロボットETFを比較し、レバレッジ型の UBOT についても紹介します。
※この記事は情報提供を目的としており、特定の売買や銘柄選定を推奨するものではありません。
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ロボットETFは「非レバレッジ型」と「レバレッジ型」がある
ロボットETFで悩む最大のポイントは、「長く持ちたいのか」「短い波を取りたいのか」が混ざりやすいことです。
ここを分けると判断が一気にラクになります。
- 長期の土台(コア):非レバレッジ型(BOTZ・ROBO・ROBT・ARTYなど)
- 短期の上乗せ(サテライト):レバレッジ型(UBOT)
UBOTは強い上昇局面で短期の上乗せを狙う道具として理解すると噛み合いやすい一方、長期の土台をUBOT単体にすると値動きのブレが大きくなりやすいです。
ロボットETF比較表(まずはここだけ見ればOK)
主なロボット関連ETFの比較表を作成してみました。
| ETF(ティッカー) | タイプ(連動/運用) | レバレッジ | 連動指数・コンセプト | 経費率(年率) | 純資産(AUM) | 銘柄数(現金除く) | メモ | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BOTZ | インデックス | 1倍 | グローバル・ロボティクス&アーティフィシャル・インテリジェンス・シーマティック・インデックス | 0.68% | 約$2.34B(2026/2/5) | 50 | ロボット/AIの代表格として比較で出しやすい | (BlackRock) |
| ROBO | インデックス | 1倍 | ロボ・グローバル・ロボティクス・アンド・オートメーション・インデックス | 0.95% | 約$1,295.02M(2026/1/31) | 77 | ロボット・オートメーション寄りで分散度も比較しやすい | (HubSpot) |
| ROBT | インデックス | 1倍 | ナスダック・シーティーエー・アーティフィシャル・インテリジェンス・アンド・ロボティクス・インデックス | 0.65%(2026/2/2時点) | $666,421,278(2026/2/4時点) | 110 | 組入数が多めで、均等配分寄りの指数設計 | (ファーストトラスト) |
| ARKQ | アクティブ | 1倍 | 自律走行・ロボ/AI・次世代製造など(指数なし) | 0.75% | $2.050B(NAV日:2026/2/4) | 38 | アクティブなので「指数連動と性格が違う」比較枠に向く | (マーケットウォッチ) |
| UBOT | レバレッジ型(インデックス) | 日次2倍 | グローバル・ロボティクス&アーティフィシャル・インテリジェンス・シーマティック・インデックス | 1.04% | 約$32.91M | 13 | 短期向き(日次2倍・複利影響あり)として注意喚起枠で差別化しやすい | (direxion.com) |
ここで大事なのは、BOTZとUBOTは「同じ指数」が土台という点です。
つまり「robot(BOTZ)に興味がある人」が、短期の上乗せとしてUBOTを検討する流れが自然です。
BOTZの構成銘柄と比率
以下は BOTZの上位10構成銘柄と比率(2026/2/5時点) の表です。
UBOTもほぼ同じ構成ですが、日次2倍の値動きをします。
| 順位 | 企業名 | ティッカー | 比率(%) | 企業内容(ロボット関連) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | NVIDIA | NVDA | 10.48 | ロボットの「頭脳」側(AI計算)を支えるGPUや、ロボット開発向けの基盤(例:シミュレーション/学習環境)を提供。 |
| 2 | ABB | ABBN(SW) | 10.44 | 産業用ロボット・協働ロボット・自律走行搬送ロボ(AMR)など、工場や物流の自動化ソリューションを幅広く展開。 |
| 3 | ファナック | 6954(JP) | 9.66 | 産業用ロボットやCNCなど、工場自動化(FA)を支える代表企業。 |
| 4 | Intuitive Surgical | ISRG | 5.96 | 手術支援ロボット(例:ダビンチ)で医療ロボティクスを牽引。 |
| 5 | キーエンス | 6861(JP) | 5.56 | センサー・測定・画像処理(マシンビジョン)で、ロボットの位置決めや検査自動化を支える。 |
| 6 | ダイフク | 6383(JP) | 5.02 | 倉庫・工場内の搬送や仕分けを自動化するマテハン(イントラロジスティクス)の大手。 |
| 7 | SMC | 6273(JP) | 4.17 | 空圧制御機器で自動化設備を支える。ロボット周辺の把持・搬送(真空など)にも関連。 |
| 8 | Rainbow Robotics | 277810(KS) | 3.38 | ヒューマノイドや四足歩行など、研究・産業用途のロボットプラットフォームを展開。 |
| 9 | 安川電機 | 6506(JP) | 3.20 | 産業用ロボット(MOTOMANなど)やモーション制御で製造現場の自動化を支える。 |
| 10 | JBT Marel | JBTM | 3.06 | 食品加工ライン向けに、選別・ピッキング・包装などの自動化ソリューションを展開。 |
robot(BOTZ)とは?王道ロボットETFの特徴
BOTZはロボットとAIの普及で恩恵を受けやすい企業にまとめて分散できるETFです。
産業用ロボット、工場の自動化、医療ロボット、AIに関連する企業などを含みます。
BOTZが“王道”と言われやすい理由はシンプルで、テーマが分かりやすく、規模も大きく、銘柄数もほどよく分散されているからです。
個別株が難しいと感じる人ほど、まずBOTZで全体像を掴むほうが迷いにくいと思います。
UBOTとは?“毎日2倍”の使いどころと注意点
UBOTは、ロボット&AI関連の指数に対して、その日1日の値動きを約2倍にすることを目指すタイプです。
言い換えると、「長期で2倍になる商品」ではなく、「毎日の値動きを増幅する仕組み」です。
レバレッジETFが誤解されやすい点として、上げ下げを繰り返す相場では、日々のリセット(組み直し)が入ることで、指数の累積リターンとズレが出ることがあります。
運用会社側も「1日を超える期間では、ベンチマークの2倍の累積リターンを期待すべきではない」という趣旨を明確にしています。
S&P500が長期では上昇を続けているからと言って、S&P500のレバレッジ商品は上昇を続けているわけではありません。
そのためUBOTは、長期の土台ではなく「短期でテーマが走っているときに、上乗せとして少量を使う」という位置づけのほうが、仕組みに合います。
もし使うなら、保有目的(短期か中期か)と、見直すタイミング(いつ点検するか)を先に決めておくと、迷いが減ります。
ROBO・ROBT・ARTYは何が違う?
BOTZと似たテーマでも、ETFごとに特徴が違います。
- ROBO:ロボット・自動化のバリューチェーン全体を幅広く拾う設計
- ROBT:AI・ロボ・自動化に関わる企業を指数ルールで分類して組み入れる設計
- ARTY(旧IRBO):ロボットに限らず、AI&テック全般の比重が上がりやすい設計
「ロボットに強く寄せたい」のか、「AI・テックも含めて広く持ちたい」のかで、向くETFは変わります。
名前が似ていても中身は同じではないので、比較表の“指数”と“上位銘柄の傾向”だけはチェックしておくと失敗が減ります。
よくある質問
Q. robot(BOTZ)とUBOTは、結局どっちがいい?
目的で変わります。
長期でテーマに参加したいなら、まずBOTZなどの非レバレッジ型を土台に置くほうが良いと思われます。
UBOTは「その日1日の値動きを増幅する」仕組みなので、あくまで短期で考えましょう。
Q. レバレッジETFは長期保有に向きますか?
一般論として、レバレッジETFは日次の値動きを狙う設計で、長期で指数の倍になることを前提に作られていません。
購入前に、運用会社の説明とリスク開示を読んで、理解できる範囲で使うことが大切です。
Q. IRBOを見かけました。これは何ですか?
いまは ARTY に変更されているため、IRBOのまま探すと混乱しやすいです。
この記事では最新の呼び名(ARTY)で整理しています。
まとめ
ロボットETFは、「ロボット×AI」という大きな流れに分散して参加できるのが強みです。
迷ったら、まずは robot(BOTZ) のような非レバETFで土台を作り、短期の上乗せとしてレバ型(UBOT)を必要な局面だけ検討するほうが、仕組みに合います。
比較で大切なのは、テーマ名ではなく中身です。
指数、経費率、規模、銘柄数を押さえるだけで、ロボットETF選びはかなり迷いにくくなります。
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データの出典(本文の数字・仕様を確認した一次情報)
- BOTZ:指数、経費率、純資産、銘柄数など(Global X公式、2026年2月4日時点の表示)
- UBOT:日次で指数の200%を目指すこと、経費率、そして「1日超では2倍の累積リターンを期待すべきではない」旨(Direxion公式、2026年2月4日時点の表示)
- レバレッジETFの一般的な注意点(日次リセット等)(Investor.gov)
- ROBO:AUM、銘柄数、経費率(ROBOのFactsheet)
- ROBT:経費率(First TrustのFactsheet)、純資産など(Yahoo Finance)
- IRBO→ARTYの変更と、ARTYの基本情報(SECの提出書類/iShares公式)