【体験談】SBI証券ジュニアNISA口座の解約手続きはネットが早い!電話は全然つながらない

まぬるん

投資歴4年。米国株を中心に株式投資を行う。株や経済関係の本は300冊以上読破。独自の「黒字転換期」を狙った投資法を確立。投資4年で元手を3倍にする。

【2025年6月】
ジュニアNISA口座の解約をしようとSBI証券に電話したものの、なかなかつながらず困った経験はありませんか?
私も実際に20分以上待ってもオペレーターに繋がらず、どうしようかと悩みました。

ところが、調べてみるとネットから簡単に書類請求できる方法があったんです。
本記事では、電話がつながらない理由や、ネットでスムーズに解約手続きを進めるための具体的な流れを、私の体験をもとに詳しくご紹介します。
電話で待ち続ける前に、ぜひ参考にしてください。

ジュニアNISA口座の解約をしようと思ったきっかけ

今回、我が家では子どものジュニアNISA口座を解約することにしました。
新NISAも始まり、複数の口座の管理が手間だったからです。

まずは、電話で手続き方法を確認しようとしたのですが、ここから思わぬ苦戦が始まりました。

電話問い合わせは大混雑!20分待ってもつながらなかった

SBI証券のカスタマーサービスセンター(0570-550-104)に電話をかけたところ、20分ほど電話口で待ちましたが、繫がりませんでした。

実際に私がかけたときの混雑状況は、公式サイトでも「ほぼ終日つながりにくい」と案内されていました。

SBI証券:電話窓口の混雑状況

最近、口座の乗っ取り詐欺が増加している影響もあり、問い合わせが殺到しているのかもしれません。

ネットで口座解約書類を請求できることが判明

電話がダメならホームページから手続きしようと思い、SBI証券のマイページを探し回りました。
しかし、「解約」というメニューはどこにも見当たりません。

何度もページを往復し、最後にたどり着いたのは ホームページ右上の検索窓
そこに「口座廃止」と入力して検索したところ、ようやく該当ページを発見しました。

解約ページは直接辿り着くにはかなり分かりにくい場所にあるため、私のように苦労される方も多いのではないでしょうか。
この点は、ぜひ改善してほしいところです。

「口座廃止」と検索し、「証券口座の解約方法を教えて下さい」をクリックします。

次に、「ご自身で書類請求」にチェックをいれ、下部の「書類請求画面はこちら」ボタンを押します。

「書類請求画面へ」ボタンを押します。

「書類を請求する」ボタンを押します。

これで受付完了です。
画像に記載の通り、書類は翌営業日に発送してもらえます。

その後、「証券口座廃止届出書」が郵送されてくれば、必要事項を書き込んで、郵送すれば手続き完了です。

ジュニアNISA解約時の注意事項

ジュニアNISA口座を解約する際には、いくつか重要な注意点がありますので、ご紹介します。

1. 口座残高をゼロにしておく必要がある

解約手続きに進む前に、ジュニアNISA口座内の株式や投資信託をすべて売却し、現金化しておくことが必要です。
残高が残っていると、書類を請求しても受付されません。

2. 書類の返送には本人確認書類が必要

解約届を返送する際には、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類のコピーも同封しなければいけません。
これを忘れると、受付がスムーズに進まないので注意が必要です。

3. 書類のやり取りと審査で約10日かかる(私の場合)

私の場合、始めに書類を申請してから実際に口座の解約までは約10日間かかりました。
急いで解約したい場合は、このタイムラグを考慮して余裕を持って手続きを進めましょう。

4. 株式を総合口座へ移管すると課税対象になるので絶対にNG

ジュニアNISA口座を解約する際に、「株式を総合口座に移す」という選択肢もありますが、これは絶対にやってはいけません。

理由はシンプルで、総合口座に移管した瞬間、移した株式の時価が「取得価格」として扱われ、売却時にその差額がすべて課税対象になるからです。

たとえば、ジュニアNISA口座で購入した株式が利益が出ていた場合、ジュニアNISAに保有している限りは非課税ですが、総合口座に移した時点でその株価が取得価格とみなされ、以降の値上がり益に課税されます。

これは実質的に「非課税メリットを手放す」ことと同じです。

たとえ、「他の株は売っても、この株だけは持ち続けたいから総合口座へ移管しよう」と思っていても、一度売却して親のNISA口座で買い直したほうが得策です。
それだけ、20%の課税というのは大きい損失です。

結論:ジュニアNISAの株式は必ず売却して現金化し、全てを払い出してから解約するのがベストです。

移管の選択肢はありますが、「選べる=得策」ではないので、注意してください。
この点は公式にも書いてありますが、かなり見落としやすいポイントです。

まとめ|電話よりネット手続きがおすすめ

今回、実際にSBI証券のジュニアNISA口座を解約して痛感したのは、

「電話は現実的ではない。ネットで申請が最短。」

ということでした。

  • 電話は常に混雑、20分以上待ってもつながらない
  • サイトメニューから解約ページは見つけにくい
  • ネットでの書類請求はスムーズで簡単

特に、解約ページが分かりにくい点は注意が必要です。最短ルートは「口座廃止(解約)」と検索窓に入力すること。

この記事が、SBI証券でジュニアNISA口座の解約を考えている方のお役に立てば幸いです。

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