黒転候補銘柄

手数料ゼロ革命のロビンフッドに注目!今後の成長性を徹底解説

まぬるん

投資歴4年。米国株の赤字企業を中心に株式投資を行う。株や経済関係の本は300冊以上読破。独自の「黒字転換期」を狙った投資法を確立。4年で3倍の利益をあげる。

ロビンフッド(ティッカー:HOOD)は、手数料無料の取引を提供するアメリカの金融企業です。
特に若年層の個人投資家から高い支持を得ています。

スマートフォンアプリを活用し、株式、ETF、暗号資産(仮想通貨)の取引を手軽に行えるのが特徴です。
金融市場へのアクセスを広げたことから「投資の民主化」を掲げる企業としても注目されています。

今回はこのロビンフッドについて、今後の成長性について解説します。

※本記事の内容は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を意図するものではありません。
投資に関する意思決定は、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

項目内容
企業名Robinhood Markets, Inc.
ティッカーHOOD
設立2013年
本社アメリカ・カリフォルニア州メンローパーク
事業内容株式・ETF・暗号資産の取引サービス提供
主要ユーザー層若年層(ミレニアル世代・Z世代)
収益モデルPFOF(注文フローの販売)、プレミアムサービス、貸株
上場2021年(NASDAQ)

1. 取引手数料の無料化

  • 株式・ETF・暗号資産の取引手数料が無料
  • 低コストで投資を始められるため、初心者に人気

2. 使いやすいスマホアプリ

  • シンプルで直感的な操作方法
  • 簡単な操作で取引ができるため、初心者でも安心

3. 投資商品の多様化

  • 株式・ETFだけでなく、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産も取引可能
  • 金融市場へのアクセスを広げ、多様な投資スタイルに対応

4. 若年層の投資家が中心

  • 平均ユーザー年齢は30歳前後と、他の証券会社と比べて若い
  • 投資初心者が気軽に参入できる環境を提供

5. ユーザー数が右肩上がりで上昇

  • 若者を中心にユーザー数が急速に増加
  • ロビンフッドを使って投資する若者を「ロビンフッダー」と呼ぶ造語まで誕生

ロビンフッドは「手数料無料」を売りにしていますが、以下の方法で収益を得ています。

  • 注文フローの販売(PFOF:Payment for Order Flow)
    • 顧客の注文情報を大手証券会社に提供し、その対価として手数料を受け取る
    • 収益の大半をこのモデルが占めている
  • ロビンフッド・ゴールド(Robinhood Gold)
    • 月額5ドルのプレミアムサービス
    • 信用取引(マージン取引)や高度なマーケットデータへのアクセスが可能
  • 貸株サービス
    • 顧客が保有する株を他の投資家に貸し出し、その利息を受け取る
  • 暗号資産の取引手数料
    • 一般的な証券取引は無料だが、暗号資産の取引にはスプレッド(価格差)で利益を得ている

2021年初頭、ロビンフッドは「ゲームストップ事件」として知られる株価急騰の中心にいました。
ゲームストップ(GME)は、個人投資家が集まるRedditの掲示板「r/WallStreetBets」で話題となり、多くの個人投資家がロビンフッドを通じて買いを入れました。

これにより、ゲームストップの株価は短期間で急騰。
ゲームストップ株を空売りしていた大手投資機関が倒産寸前まで追い込まれました。

しかし、ロビンフッドは証拠金要件の上昇を理由にGMEなどの一部銘柄の購入を制限。
この対応が投資家の間で大きな論争を巻き起こし、SEC(米国証券取引委員会)による規制の議論を加速させる要因となりました。

ゲームストップ事件は、ロビンフッドの影響力を象徴する出来事として記憶されています。

成長要因

  • 個人投資家の増加
    • コロナ禍で投資を始める人が急増
    • 金融リテラシーの向上により、長期的な利用者が増える可能性
  • 投資商品の拡充
    • 暗号資産の取り扱い拡大や新サービスの追加が成長を後押し
    • DeFi(分散型金融)など、新たな金融商品への進出も期待される
  • グローバル展開の可能性
    • 現在は米国が主な市場だが、海外展開を進めることで更なる成長が見込める

課題・リスク

  • PFOFモデルへの規制強化
    • PFOFは米国証券取引委員会(SEC)の監視対象であり、規制強化の可能性がある
    • 規制が強化されれば、収益モデルの再構築が求められる
  • 競争の激化
    • Webull、E-Trade、Fidelityなど、他の手数料無料プラットフォームとの競争が激しい
    • 差別化戦略が必要
  • 信用取引のリスク
    • 初心者投資家の多くが信用取引(マージン取引)を利用し、リスクを理解せずに大きな損失を出す可能性
    • 企業のブランドイメージに影響を与えるリスクがある

ロビンフッドは、手数料無料の取引や直感的なアプリ設計により、特に若年層の投資家に支持されています。
収益モデルとしてPFOFやプレミアムサービスを活用し、高成長を続けています。

しかし、規制リスクや競争の激化などの課題も存在するため、投資を検討する際には最新の情報をチェックすることが重要です。

こんな人におすすめ

✅ ロビンフッド株(HOOD)への投資を検討している人

✅ 金融企業の成長性に注目している人

ロビンフッドの将来性を考慮し、自分に合った投資戦略を検討しましょう。

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