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クァンタムスケープの強みと将来性|全固体電池の覇者となるか?

まぬるん

投資歴5年。米国株を中心に株式投資を行う。株や経済関係の本は300冊以上読破。独自の「黒字転換期」を狙った投資法を確立。投資4年で元手を3倍にする。

クァンタムスケープ(ティッカーシンボル:QS)は、次世代の全固体電池を開発するアメリカの企業です。
全固体電池は、従来のリチウムイオン電池を超える性能を持ち、EV(電気自動車)の航続距離延長や充電時間短縮、安全性向上が期待される技術です。

本記事では、クァンタムスケープの事業内容、強み、成長性、株価動向、投資戦略を解説します。

※本記事の内容は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を意図するものではありません。
投資に関する意思決定は、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

【最新アップデート】2026年2月版(ニュース+決算の要点)

クァンタムスケープは2025年に「量産へ近づくための4つの目標」を掲げ、達成したと説明しています。

・Cobra(コブラ)工程を生産の標準プロセスに組み込んだ
・CobraベースのQSE-5セルをフォルクスワーゲン・グループへ出荷した
・パイロット生産ライン「Eagle Line(イーグルライン)」を整備し、2026年2月4日にお披露目イベントを実施した
・顧客への「ビリング(請求)」を初めて計上した

決算面では、2025年通期の顧客ビリングが1,950万ドル、2025年末の流動性は約9.7億ドル。
2026年見通しは、調整後EBITDA損失が2.50〜2.75億ドル、設備投資(CapEx)が4,000万〜6,000万ドルの計画です。

クァンタムスケープは、全固体電池の開発を専門とする企業で、以下の特徴があります。

項目内容
設立2010年
本社アメリカ・カリフォルニア州
主な事業全固体電池の研究・開発

フォルクスワーゲンやマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏からの投資を受けており、技術力と将来性が高く評価されています。

技術的優位性

クァンタムスケープの全固体電池は、以下の点で従来のリチウムイオン電池より優れています。

  • 高エネルギー密度:EVの航続距離が延長
  • 高速充電:充電時間が短縮
  • 高い安全性:発火リスクの低減

さらに最近は「性能」だけでなく、「作り方(製造工程)」の話が増えています。
Cobraは電池の心臓部であるセパレーターを作る工程を改良し、大量生産につなげやすくするためのもの。
Eagle Lineは、その工程を使ってサンプル生産と“量産できる形の見本づくり”を進めるパイロットラインです。

大手企業との提携

フォルクスワーゲンとのパートナーシップにより、量産化や市場投入のスピードが期待されます。

提携又は被投資先提携内容
フォルクスワーゲン共同開発・ライセンスを含む協業。
QSE-5セルの出荷や、パートナーと量産につなげるための工程づくりを進める
ビル・ゲイツ投資家として支援

市場規模の拡大

全固体電池市場は、2030年までに数十兆円規模に拡大すると予測されています。
現在使われているリチウム電池が全て全固体電池に置き換わるとすれば、その市場価値がどれだけ大きいか想像できると思います。

全個体電池が開発されれば、EV(電気自動車)はもちろん、スマホなどのデバイスなどにも使われ、エネルギー革命が起きるでしょう。

特許と技術力

同社は2024年末時点で、国内外あわせて約350件の特許・出願を保有(または独占的にライセンス)しており、技術面の強みを積み上げています。

クァンタムスケープの株価チャートです。(2025年2月~2026年2月)

QS 2026 02 18 09 18 40
※TradingView提供のチャート

2020年の上場時には100ドルを超えた株価も、2026年2月2日時点で8ドル台で推移しています。

株価(目安)
2020年約100ドル
2023年約10ドル
2025年約3~7ドル
2026年2月約7ドル

現在は赤字続きにより株価が下落していますが、黒字に転換すれば株価は大きく上昇するでしょう。

NISAを活用した長期投資

クァンタムスケープは、実用化と商業化が進めば評価が大きく変わる可能性がある一方で、現時点では赤字が続く“開発段階”の企業です。

そのため投資するなら、

・金額を決めて(生活費と切り分けて)
・時間を味方につけて(短期の値動きに振り回されにくく)
・分散の一部として(1銘柄に寄せすぎない)

この3点を意識した長期目線が合います。

NISAは利益に税金がかからない制度なので、長期で保有する場合の選択肢になります。

全固体電池は今後、リチウム電池の代わりにあらゆる商品に使われます。

クァンタムスケープは、全固体電池分野でのアメリカのリーディング企業であり、大手企業との提携や特許技術を強みとしています。
クァンタムスケープの株価は現在(2026年2月)7ドル台で、長期的な投資を考えれば買い時だと思います。

近い未来に世界に羽ばたくであろう全固体電池に投資するならクァンタムスケープを選択肢に入れてみては?

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